12月17日~19日 御正忌報恩講
講師:葛野 洋明 師
15日には報恩講のお飾りの準備と仏具のお磨きに多くのご門徒さんが来てくださいました。
おかげさまで、今年も立派なお荘厳で御正忌報恩講をお迎えできました。
ご法座当日は前日までの穏やかな天気が一変して、冬本番の厳しい寒さになりました。
それでも、雪が舞う中、多くの方が参拝してくださいました。
私の心は常に揺れ動いていて、定まることがありません。
そんな私の心に金剛の信心が得られることは、大変に困難なことに思われます。
浄土真宗における信心とは『ご信心』。
私が頑張って信じるのでなく、阿弥陀如来から、そのお心を賜ることを指します。
なかなか合わさることのないはずの私の掌が合わさり、縁が無ければ口をついて出てくるはずもない御念仏が出てきてくださる。
そんな私に、これまでの人生の縁を通して、仏さまによって仕上げていただいていたというお話が心に残りました。
今年も一年を通して色々なことがありました。
この度も、手を合わせずにおられないご縁でありました。